有名なブンチャーの店「Bun Cha Dac Kim」へ。
ブンチャーもベトナム料理の1つで、ベトナムのつけ麺である。炭火で焼いた豚肉と肉団子、たけのこなどが入った甘酸っぱいスープに、ミントやシソなどのハーブ類を好みで入れて、そこに細い米麺「ブン」をつけて食べる。ここハノイ発祥の料理らしい。
すぐに出てきた。美味しい。スープは思ったより甘かったが、トッピングで唐辛子を入れられるので辛くできる。肉もうまい。
世界遺産の「タンロン遺跡」へ向かう。
道中のハノイトレインストリート。この狭い通りを実際に電車が通るらしい。
こういう赤い旗が社会主義国家を感じさせるね〜。
レーニン公園のレーニン像。
この公園を歩いていたら、現地の女の子から声をかけられて飴をもらったw拳を合わせてその握った掌の中のアメをくれるやつ(恐らく誰もが動画で流れてきて一回は見たことあるやつ)をされた。去り際、Have a nice day!と言われて気分が良かった!
ベトナム人はシャイと聞いていたけれど、若者ノリはどこの国でもあるんだね〜。
レーニン像の反対側に国旗掲揚台。1805~1812年にかけて建設されたらしい。歴史的に重要なフラッグタワー。
そして着きました、タンロン遺跡。入り口で30,000₫を払って中に入る。日本語のパンフレットもある。
これが世界遺産タンロン遺跡で一番有名や端門。
ちなみにタンロン遺跡とはざっくり言うと、昔のベトナムの都の城。
端門の上からの景色
タンロン遺跡は広くて、展示もたくさんある。
ヤシの木とかの植物の中に城の門があるのが、ベトナム味を感じるね。
一番テンション上がったのは、ベトナム戦争時に実際使っていた地下の会議室や通信室。原爆にも耐えられるようにしていたらしい。
分厚い鉄のドアがあり、毒ガスが出る仕組みもあったらしい。
ここから下は別の建物の司令室や通信室。
当時を再現した人のパネルも置いてある。
悲しい戦争の生々しさが感じられると共に、この秘密基地感にテンションが上がってしまった。
タンロン遺跡でもそうだが、街中でも至る所にドラゴンが描かれていたり彫られたりしているのは、この空想上の生き物がベトナム人のマインドと深く繋がっているからなのだと理解できた。
後から知ったが、このタンロン遺跡はドラゴンボールの世界っぽいと言われているらしい。
世界遺産のタンロン遺跡かなり楽しめた。
帰り道にコンビニのサークルKで、アクエリアスを買ったがまさかの炭酸で笑った。味は美味い。
ベトナムのパトカー
気持ち悪いぐらいバイクある。
宿で一休みしてから夕食を食べにフォーの有名な「フォー・ザー・チュエン」へ行く。ベトナムのガイドブックにも載っているらしい。
18:00オープンで、18:20頃行ったが店内はほぼ満席で受付に列ができていた。
作ってるところが見られる。
シンプルに美味い。これで55,000₫だからコスパ良い。
食べ終わって、タンロン水上人形劇場へ向かう。
タンロン水上人形劇はハノイの有名な観光の1つで、名前の通り水の上で人形劇が行われる。水上人形劇自体は11~12世紀にハノイ北部の農村で誕生したらしい。そこから受け継がれている伝統ある劇だ。
劇場の外観
1日に複数回公演があるが、最終20:00のチケットを受付で買った。人気で特に週末は売り切れることがあるとネットで見たが、1時間前の19:00でもまだ買えた。
座席は3タイプあったが、一番良い席を買った。一番良い席でも、200,000₫≒1,200円だったので。
開園までの1時間暇だったので目の前のホアンキエム湖のほとりでこれから観る人形劇について調べていたら、ベトナム人の小学生ぐらいの女の子が英語の勉強がしたいって話しかけてきた。なんだかんだ20分くらい話してたが楽しかった。「私はこう思うの!」っていうちょっとませた小学校高学年ぐらいの女の子は日本でもイメージがあるけれど、まさにそんな感じw
韓国人か中国人だと思ったって言われたけど、東南アジアの人たちでもこの3人種は見分けられないのだな。
そして肝心の水上人形劇自体も楽しめた。
ベトナム語で行われるので細かい内容は分からないが、演目は劇場入口の文法間違いの多い簡易な日本語パンフレットに書いてあるので付いていけた。ホアンキエム湖について調べた時に知った伝説の亀の話の演目もあった。
ステージ横で劇の演奏をする人たちが、自分の番じゃない時に私語をしたりあくびをしたりしていて、このプロ意識の無さが東南アジアらしくて笑えたw
人形を動かしていた人たちが最後出てくるのだが、真ん中に一人イケメンがいた。
宿に帰る途中たくさんのお土産屋台が出ていて、自分用にハノイのマグネットを買った。
アニメフィギュア屋台は一際盛況だった。やはり需要があるんだな。
週末だからだろう、人がめちゃくちゃいる。